2022年5月18日、野方消防署にて、人命救助に対する「野方消防署長感謝状贈呈式」が執り行われました。
去る4月、鷺宮都営住宅自治会会長でもある関根仁美さんは、日頃からお付き合いのあるご近所さんから「お母さんの意識がない」とのSOS連絡を受けました。
急いで駆けつけるとそのお母さんは意識と呼吸がなく、関根さんは急いで救急車を呼ぶよう指示、また救急車到着までの間に心臓マッサージで心肺蘇生を試み、救急車が到着する前にその方は息を吹き返し、意識が戻ったということです。
今回の適切な処置で人命を救助したことにより、野方消防署の渡邉茂男署長より贈呈式にて感謝状が贈られました。
贈呈式後の野方消防署の皆さんとのお茶会の席で、その時の様子をお話しくださった関根さん、突然の事態に無我夢中で心肺蘇生を行い、その方が救急車で運ばれたのを確認すると安堵のあまり放心して動けなくなってしまったそうです。
渡邉署長からは関根さんへの感謝の言葉とともに、「このようないざという時に必要な処置ができるよう、日頃から救命講習を受けておくことが大切です」とのお話もありました。